コロナ感染前より一部の薬剤の品不足や発売中止がみられていましたが、最近1,2年での薬剤不足は深刻なものがあります。

以前、自律神経失調症の適用があったベレルガルは、輸入禁止成分があるということで代替成分の導入も認められず発売中止されたことがありますが、当院の診療科に関するものでは、小児の不登校に著効していたオーラップ、疼痛やうつ症状に効果がありペインクリニックでも多用されていたスルモンチール、抗不安作用のある抗うつ剤アモキサン、トフラニール、非定型精神病に著効していたインプロメン、重度の便秘に著効していたバルコーゼ、現役の悩めるドクターになぜか人気のあった睡眠導入作用のある抗不安薬レスタス、消化管心身症に効果のあったコレミナール、セディール、過敏性腸症候群で多用されていたコロネルなどが発売中止となり、局所麻酔剤カルボカイン、緊張型頭痛の特効薬クリアミンなども品薄状態となっています。

 一方で、ジェネリックは概ね安定供給で、薬価を下げ、ジェネリック中心の医療へ方向転換しようとしているかと思われます。ところが、ジェネリックといってもピンキリで、正規の薬剤と全く同成分というのではなく、一部の成分が含まれていれば、各社の薬剤によって他の成分はまちまちという状況。正直なところ、降圧剤や抗生剤では、効果が驚くほど低減する薬剤もあります。

 一方で、米国の製薬会社の薬剤は市場から姿を消す気配は微塵もありません。

 コロナ感染のときも、アビガンやオルベスコ、ストロメクトールなど劇的に効果のある国産の薬剤も、厚労省は効果無しと断罪して、結局、高額でどこまで効果があるのか分からない米国の製薬会社のワクチンや薬剤を推奨しています。

 結局は、厚労省も究極アメリカの国益のために存在しているのかもしれません。

トランプ大統領は、カナダを51番目の州にすると宣言していましたが、正確には52番目の州で、既に日本は51番目の州になっているのではないでしょうか。

今の米不足でもアメリカ米の輸入を推奨していましたが、薬剤不足と似た構造が伺われます。

ただ、アメリカから米を輸入するのであれば、アメリカのことを米国というのも納得できますね。

小泉さんが、備蓄米という名の古古米、古古古米を市場開放しましたが、古古米、古古古米は、1合へ小さじ一杯の日本酒かミリンを加えると劇的に美味しくなるらしいので試してみてください。

 

ゴゥクリニック